タニタ3代目の大胆なチャレンジ テレビ東京「カンブリア宮殿」 [日記]
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<カンブリア宮殿>「“はかる”と“食べる”でニッポンを健康に!」(テレビ東京、18日午後9時54分)
このところメタボが気になりだした僕にとって、毎日嫌でも顔を合わせるようにしたのが体重計だ。むかしはメモリがクルッと動く簡単なものだった。いまのは、体脂肪だ体組成だと体の中までしっかり点検してくれるのだから安心だ。安心を目でしっかり確認できるのだから。
今回、番組が取り上げているのが、この体重計でおなじみのタニタだ。最近では、書籍「体脂肪計タニタの社員食堂」が530万部ものベストセラーになったことで注目を集めた。食事本は30万部出ればミリオンと言われるそうだから、すごいことだ。
本業の計器もすごい。世界初の「乗るだけで計測できる体脂肪計」や「メモリーカード搭載の体組成計」を始め、塩分計や睡眠計、尿糖計といった生活に密着した“健康をはかる”商品の開発も進められている。塩分計は体温計が一回り大きくなった感じで5400円。お手頃だ。
そして、新たな柱として進めているのが“健康を食べる”というキーワードだ。先述した社員食堂のメニューから生まれたダイエット料理のレシピ本はもちろん、レストランまでオープンしている。さらには、マルコメをはじめとした食品メーカーとのコラボ商品もヒットさせている。
この仕掛け人が、創業家3代目社長、谷田千里(たにだせんり)氏なのだという。1950年代に「健康ブーム」を予感し体重計に目をつけた創業者、90年代に体脂肪計をヒットさせた2代目と、タニタという会社は、もともとチャレンジ精神旺盛な企業風土が根付いているようだ。
3代目は元は料理人を目指しただけあって、“食べる”というキーワードにたどり着くのは当然かもしれないが。計器メーカーとしては大胆なチャレンジだ。
しかし、3代目のモットーは的を射ていると思う。
「健康ビジネスに携わる会社は、まず社員が健康でなくてはならない」
警察官が罪を犯しては信頼を失うのと同じで、健康機器メーカーの社員が不健康では本末転倒だ。当たり前といえば当たり前なのだが、それがプロとしてのありようだろう。
だからこそ、低カロリーのダイエットレシピも、ヘルシー食品も納得がいくし、信頼もされるというものである。とはいえ、体重計に表示される自分の体重だけは余り目にしたくないものだ。
参考:夕刊フジ 6月18日(木)16時56分配信
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